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プログラミング言語rustに関する情報。

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rustで優先度付きキューを使いたい時、BtreeMapも検討してみようというお話

通常、rustで優先度付きキューを使うならBinaryHeapだとgoogle先生もchatGPT先生も言っています。 しかし、特定の用途に関してはBtreeMapを使うことになると思います。 AtCoderで問題を解いていた時に、この用途...
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【rust】AtCoderで作成できる配列の要素数を調べてみた

配列の数を調べたくなった動機 以下の問題を解いていた時でした。 詳細は割愛しますが、 「2*10^5× Nの二次元配列を作成して解いたらいいよね」と思って実装しました。サンプルのテストケースは通りました。 意気揚々と提出すると、そこにはみる...
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【rust】AtCoderで使う二次元ndarrayの作り方

モチベーション 使えれば便利そうなndarrayクレートですが、二次元のVecをndarrayにする方法が調べてもよくわからなかったので、記事にしました。 AtCoderをやっていると入力の受け取りにproconioを使うと思います。pro...
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rustのクロージャを理解する

クロージャをひとことで 周りの環境の変数をキャプチャ出来る関数 周り環境の変数とは? 周りの環境の変数と書きましたが、その場所から普通にアクセスできる変数のことです。以下の例のように同じスコープ内にある変数bをクロージャを使ってキャプチャで...
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rustのユニットについて理解する

ユニットをひとことで 「特に何もない」を表現する記号 ユニットを返す関数 ユニットを返す関数を書いてみます。 fn hello() -> () { println!("hello"); } fn main() { hello(); } $ ...
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トレイトオブジェクトについて理解する

トレイトオブジェクトをひとことで あるトレイトを実装した型のインスタンスを指すもの トレイトオブジェクトを図示してみる 例えば、「Drinkable(飲める)」という特性を持った(トレイトを実装した)インスタンスを考えてみます。これを図示し...
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rustのBoxについて理解する

Boxをひとことで 値をヒープ領域に置く Boxの仕組み Boxの仕組みを理解するために、以下のようなコードを書いてみます。 fn main() { let a = Box::new(10); let b = 10; println!("{...
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rustを使ってAtCoder茶色になりました!

この記事について AtCoderでは色が変わると記事を書くことが許されるということで、いわゆる色変記事を書きます!「rustを使って」と書いていますが、実際にrustを使ったのは直近6回です。6回も使っていれば「rustを使って」と書いても...
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【rust】スマートポインタってなに?

スマートポインタを一言で 値へのアドレスとメタデータを持ち、その値の所有権を持つもの。 スマートポインタの代表例 Vec<T> String スマートポインタとして見るVec<T> Vec<T>は代表的なスマートポインタです。以下のようなポ...
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トレイトについて理解する

この記事で書くこと トレイトとは 引数としてトレイトを使う 戻り値としてトレイトを使う トレイト(trait)とは traitは特性という意味の英語です。 rustにおいては、トレイトとは「メソッドを集めたもの」です。このトレイトを構造体に...